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危険物取扱者 乙4 独学 合格体験記

乙種第4類危険物取扱者の合格体験記です。この資格を受験する方は、製造、倉庫、運送関係が多いのではないでしょうか。

私の仕事は、国際物流の営業です。国際物流で航空危険物や海上危険物を輸送するには、独自の国際ルールがあり、その国際規則に則って輸送します。なので国内法である消防法に触れる機会は少ないと考えておりました。しかし、とあるきっかけで消防法に触れる機会があり、受験を決意しました。

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受験のきっかけ

まんじゅう
商品は塗料です。輸入通関後、配送手配をお願いします。
手配担当
塗料ですね。日本版SDS(安全データシート)をください。
まんじゅう
えっ海外のSDSしかないのでが、、、
手配担当
それでは、消防法や毒劇物取締法がの該当有無が分からないので配送は手配できません。
まんじゅう
日本版SDSはありますか。
輸入者
ないよ。何とかして
まんじゅう
えつ!どうしよう・・・・

日本で作成されたSDS(安全データシート)には、国内(日本)法令の情報が記載されています。しかし、海外のSDSには、もちろん国内(日本)法令情報は記載されておりません。このような理由で、物流会社は顧客に国内(日本)法令情報が記載されている日本版SDSの提出または消防法毒劇物取締法の該当を確認します。

しかし、顧客によっては日本版SDSがなく、消防法や毒劇物取締法の該当有無が分からず八方塞がりになってしまうのです。

顧客は、自力で輸入商品が消防法や毒劇物取締法の該当有無や分類を判別するか、専門業者に料金を支払って日本語版SDSを購入することになります。

そこで、私は英文SDSから消防法の分類ができるようになれば顧客のお役に立てるかもしれないと思い、「危険物取扱者乙4」の受験することにしました。

独学は可能か?

乙種4類危険品取扱者試験は、独学での合格可能ですか。
はい。可能です。

ただし、油断は禁物です。私は、試験本番で解けない問題が多くあり、正直焦りました。乙種4類危険物取扱者試験の合格率は、約40%なので、勉強すれば合格できる試験です。

<参考>

一般社団法人 消防試験研究センターに記載されている2019年4月〜2020年2月まで試験実施状況です。乙種4類危険物取扱者の合格率は、約38%です。

                          参照 一般社団法人 消防試験研究センター

このように乙種4類危険物取扱者試験は

受験者者数が他の類を比べて多い(約18倍)また3科目受験も多いため、合格率が低いのだと思います。

危険物取扱者 乙4 テキスト

テキストや問題集は、実際に書店へ行き自分にあったものを選ぶことをお勧めします。私が使用したテキストです。

使用したテキスト

10日で受かる! 乙種第4類危険物取扱者すい~っと合格

勉強期間と勉強時間

勉強期間

1.5ヶ月程度

他の試験もあったため、危険物取扱者の勉強期間が短くなりました。日中仕事がある方は、2−3ヶ月ぐらい勉強期間を設けた方がよいかと思います。

勉強時間

4時間/週

平日は仕事ということもあり、土日×各2時間ペース勉強をしました。危険物取扱者試験を甘く考えていたこともあり、後ほど後悔するはめになりました。

直前の勉強時間(2週間前)

1−2時間/平日 3時間/休日 

試験直前までのんびり勉強していたこともあり、試験範囲に勉強が追いつかず勉強量を増やすこととなりました。試験当日まで合格できるか不安な状態が続きました。

試験結果

合格はしましたが、「物理・化学」は勘で解いた問題が5問はあったので運が良かったとしか言えません。

反省点 これから受験する人へ 

私はこの危険物取扱者試験の難易度をみて、少し勉強すれば受かるだろうと甘く考えておりました。これが一番の反省点です。試験本番で「法令」と「危険物の性質、予防等」の設問では、そもそも分からない、2択までしか絞れない問題が半分ありました。また、「化学」に関しては10問の内5問は勘でで解いた設問がありました。

通関士試験よりこの危険物取扱者試験の方が難しく思え、試験終了後は絶対に試験に落ちたと思いました。正直この試験に合格したのは、運が良かったの一言に尽きます。勘で解いた問題が間違っていれば、確実に不合格でした。この経験を踏まえての反省点です。

科目の勉強時間配分を誤った。

乙種危険物取扱者 試験内容

実際に試験を受験して一番難しかったのは、「2)基礎的な物理学及び基礎的な化学」でした。私が文系で物理学と化学の知識は高校一年までであり、ほんとどこれらの内容を忘れていたため難しく感じたかもしれません。文系の方は、「2)基礎的な物理学及び基礎的な化学」に勉強時間を投下することをお勧めします。

勉強の順番
  1. 基礎的な物理学及び基礎的な化学
  2. 危険物の性質並びその火災予防及び消化の方法
  3. 危険物に関する法令

練習問題を解く量が圧倒的に少なかった。

試験2週間前から焦って勉強したこともあり、暗記中心なり練習問題に時間を割けませんでした。

どの資格試験にも言えることだと思いますが、練習問題することが合格への一歩です。

仕事で役に立っていること

物流業界で危険物取扱者の資格でなければできない仕事は、危険物倉庫関係やタンローリー車の運転手ぐらいではないでしょうか。さらに航空や海上の危険物輸送は、それぞれの国際ルールがあり各規則書に沿って輸送を進めます。しかし、この危険物取扱者の知識は十分活かすことができます。なぜなら、航空輸送や海上輸送にしても必ず国内輸送があるからです。

危険品の国内配送を適正に手配できるようになった。

私の肌感ですが、特に国際物流の業界に関してこの危険物の国内輸送に詳しい人は少ないとい思います。未だに危険物の運搬に関しては、「資格保持者の運転手が必須である。」との認識の人がいます。

英文SDSから消防法の分類ができるようになった。

現在、消防法の分類やSDSの作成方法を勉強しており、徐々に自分でも消防法の分類ができるようになっています。危険物の運搬に関して、顧客へアドバイスもしております。(分類に関しては、最終判断は顧客に委ねています。)

イエローカードを作成できるようになった。

イエローカードとは、危険物の情報が記載されているカードです。輸送時に火災が発生した場合、このイエローカードが火災の消化に役立ちます。イエローカードの携帯条件はありますが、小口配送の除きこのイエローカードを携帯することが多いので顧客へ作成方法をアドバイスしております。

イエローカードの作成方法で役に立つのが、一般社団法人 日本化学工業協会 環境安全部が発行している「物流安全管理指針 平成23年度改訂版」です。私は、これを購入して勉強しました。

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