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通関士模試の通関実務5点から通関士試験に合格した方法

通関実務。3科目の中で一番難しいと思います。私が実務の勉強を始めたのが6月。3ヶ月勉強したのちに挑んだ通関士模試。結果は5点。そしてE判定。

正直、かなりチョックでした

ただ、E判定から通関士試験に合格した方も多いのではないでしょうか。

今回は残り約40日でどのように通関実務を勉強したのかを紹介いたします。

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通関士模試 その結果 通関実務 5点

通関士模試の結果

この試験結果は、2019年 公益財団法人 日本関税協会の通関士試験の結果です。

結果を見ての通り

結 果

輸出入申告問題 0点
選択式 1問正解/5問中 2点
計算式 1問正解/5問中 2点
択一式 1問正解/5問中 1点 これは勘です。

2019年6月から約3ヶ月間、通関実務しか勉強してなかったのに2問しか正解できませんでした。

正直、かなりショックでした。8月25日の模試。残り約1ヶ月と少し。

通関士模試後、近くの公園のベンチで自己採点をし、ガクンと肩を落としたのを今でも覚えています。2019年の通関士試験は、受験を止めよう!とも思いました。

ただ、通関士試験の勉強を2019年2月から開始し勉強の時間を与えてくれた家族を思うと、絶対合格しようと決意しました。

翌日からなぜ問題が解けなかったのを分析。自分なりに原因を分析しました。

原 因

主な原因

  1. 時間配分のミス
    →申告書問題で70分を使用してしまった。
  2. 勉強法の誤り
    →関税率表の暗記に時間を使い、「申告書問題」は2-3回しか解いていなかった。
  3. 問題演習不足
    →暗記ベースの勉強法で問題演習量が圧倒的に少なかった。

本番に向けての「対策」

本番の通関士試験に向けての下記の対策を実施しました

解く順番を変えた

これは、本番の通関士試験でも有効でした。

解く順番と時間配分

選択式・計算式・択一式(40分)→輸出通関(20分)→輸入通関(40分)

通関試験の本番も実際に時間配分通りでした。確かに輸出入申告書は20点もありウェイトが高いです。少し不安に感じるかもしれません。

しかし、選択式・計算式・択一式は問題が解ける様になると、特に選択式と択一式は1−2分ぐらいで正解を導き出せます。最初に申告書問題を解くと、正解率が高い選択式と択一式問題が解けず、一番失点に繋がると思い、解く順番を変えました。

通関士模試を繰り返し解いた

本番まで1ヶ月と10日。全て一からやり直すと時間がないため、ここは通関士模試の問題をひたすらくり返し解きました。

勉強方法

  • 選択式・計算式・択一式の一問一問の正誤とその根拠の確認
  • 根拠をテキストで確認、暗記
  • 再度、通関士模試を解く
  • その問題の関連分野の問題集を解く

選択式・択一式の勉強は、関連分野も勉強することになるので自ずと関税法や関税定率法の得点率も上がります。

計算式問題は、毎日解くと掛かるため週に2日程度1時間ぐらい確保して問題を解きました。

毎週、申告書問題を繰り返し解いた

本番まで下記の頻度で解きました。「習うより慣れろ」が基本スタンスでした。

申告書問題

1週間

輸出 2問/回 週2回

輸入 2問/回 週2-3回

ポイント:必ず輸出申告20分、輸入申告40分以内で解くこと。

本番までに①問題に慣れること②忘れないことです。 

申告書問題は、分類の知識も必要なので繰り返し暗記をしていきました。

使用した教材
  • マウンハーフジャパンの通信教育テキスト
  • 過去問(3回分)
  • 日本関税協会 通関手続ドリル<おすすめ>
  • 通関士模試(日本関税協会・日本通関業連合会)

もし、もう一回受験するなら

もしもう一回通関士試験を受けるなら、このような勉強法をいたします。

テキスト→問題集の繰り返し学習

当初知識中心の勉強で、テキストを暗記が中心の勉強でした。ただ、アウトプットが出来ておらず暗記のポイントがズレていました。問題集を解くことが重要です!!

通関士模試は必ず受ける

確かに過去問も大切ですが、模試も重要です。もちろんこの模試を作る方は、通関士試験を予想して問題作成をします。あくまでも確率論になりますが、プロが作成した模試の周辺を勉強することで正答率も上がると思います。過去問を解く

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